大阪は、都道府県の中でも面積は小さいほうです。
このため、鉄道の駅と駅の間隔も、当然、短いものと思われています。
しかし、意外にも、駅間距離の長い区間も存在しているのです。
そこで、今回は、大阪の駅間距離の長いランキング(ベスト3)を紹介していきたいと思います。
駅間距離の短い区間
駅と駅との距離が長い区間の話の前に、逆に、短い区間はどこなのか、調べてみました。
一般的には、京阪電鉄の滝井駅と土居駅の間の400メートルが有名だと言われていますよね。
しかし、水間鉄道の区間では400メートルのものが多数ありました。
さらに、阪堺線の区間では300メートルのものが多数ありました。
・今宮戎駅~新今宮駅(南海)
・深日港駅~多奈川駅(南海)
・伽羅橋駅~高師浜駅(南海)
・住吉駅~御影駅(阪神)
これらの区間も、駅間距離が短いイメージでしたので、候補に上がりましたが、どれも500メートル前後でした。
よって、駅間距離の短いものについて、きれいに順位をつけることはできませんでした。
もし、正確に分かる人がいるのであれば、逆に教えていただきたいと思います。
駅間距離の長い区間
さて、本題に入ります。
駅間距離の長い区間のベスト3です。
第3位:みさき公園駅~孝子駅(南海)→4.4キロ
南海本線では、最長の駅間距離を誇る区間になります。
大阪と和歌山の境の山々を眺めながら走る路線になります。
駅間距離は長いですが、乗降客は少なく、停車本数も非常に少ない寂しいものとなっています。
第2位:高槻駅~島本駅(JR)→5.3キロ
島本駅は2008年にJR京都線に新設された新駅になります。
つまり、この駅ができるまでは、高槻駅の隣には山崎駅が存在していたことになります。
この場合は、駅間距離は7.5キロにも及び、大阪最長の駅間距離となっていました。
島本町では駅が少ないため、諸事情あって、新駅をつくることになったようです。
第1位:関西空港駅~りんくうタウン駅(南海、JR)→6.9キロ
これは、予想できた結果なのではないでしょうか。
海の上にある関西国際空港への連絡線になります。
昨年は、不幸にも台風でタンカーが衝突するという事故もありました。
しかし、本来、海の上の橋を渡ることになりますので、非常に眺めの美しい区間となっています。
まとめ
大阪でも駅間距離が5キロを超える区間があることが分かりました。
今後、大阪では、サミットや万博、そしてカジノがやってくる可能性もあります。
街の進展とともに、この駅間距離ランキング、一体どのように変化していくのでしょうか。
非常に楽しみです。