大阪府の駅の最北端、最南端、最東端、最西端については、下記の記事で紹介させていただきました。
今回は、鉄道ではなく、大阪のバス停について、最北端、最南端、最東端、最西端を紹介していきたいと思います。
大阪最北端のバス停
大阪府の最北端といえば、能勢町の天王峠が有名かと思います。
国道173号線が180度カーブを描きながら、能勢町と兵庫県篠山市の境を行ったり来たりする、とても見晴らしのいい峠こそが、天王峠になります。
では、大阪最北端のバス停は、この天王峠の近くにあるのでしょうか。
少しちがうようです。
天王峠を通るバスは、かつて国鉄バスが担当していたようですが、JRが発足される直前に廃止されていたのです。
その後も、阪急デマントバスという、利用者の状況に対応して運行するバスが運行されていたようですが、現在はそのバスも通っていないようです。
では、大阪最北端のバス停は一体どこにあるのでしょうか?
調べてみると、天王峠を少し東にいった場所に、阪急バスが運行されていました。
能勢電鉄の山下駅から乗車できるバス路線のようです。
その終点こそが、大阪最北端のバス停になります。
そのバス停の名前は「豊中センター前」です。
これが大阪最北端のバス停になります。
場所は、能勢町にある豊中市立少年自然の家のすぐそばで、少し北に行けば、京都府亀岡市との府境があります。
豊中センター前バス停の近くには谷川が流れていて、昔の峠といった風情があります。
大阪最南端のバス停
大阪府の最南端(および最西端)は、地図を見れば明らかですが、岬町になります。
この中で、まずは最南端のバス停を調べて見ます。
多奈川西畑・東畑路線というバスがあります。
これは、1日4便が山間部の集落を巡回するローカル路線になります。
このバスに乗ると、大阪最南端のバス停にたどり着くことができます。
大阪最南端のバス停は「佐瀬川」になります。
大阪府と和歌山県を隔てる山間部の小さな集落の真ん中にあります。
南海多奈川線の多奈川駅からバスが運行されているようです。
大阪最西端のバス停
大阪最南端のバス停は岬町にある「佐瀬川」でした。
実は、大阪最西端のバス停も同じ岬町にあります。
バスの名前は、岬町コミュニティバス。
南海多奈川線の多奈川駅から運行されているバスに乗って約10分。
大阪最西端のバス停はその終点にありました。
バス停の名前は「小島住吉」です。
海の見える、港町といった風景の場所になります。
私は家族旅行で和歌山県の友ヶ島に行ったことがあるのですが、その時に、この「小島住吉」停留所を通過しました。
魚のおいしそうな、のどかな場所だったことを覚えています。
大阪最東端のバス停
さて、大阪府の最東端は一体どこになるのでしょうか?
ここだけは、私も行ったことがないのですが、実は、国道307号線沿い、枚方市の尊延寺、京田辺市との府県境あたりになると言われています。
ここには京阪バスが運行されており、河内峠の手前に「馬廻(うままわり)」というバス停があります。
この「馬廻」バス停こそ、大阪最東端のバス停になります。
まとめ
以上、まとめますと…
・最北端:豊中センター前
・最南端:佐瀬川
・最西端:小島住吉
・最東端:馬廻
となります。
大阪人であれば、一度は訪れてみてもいいかもしれませんね。