防災対策の3要素(自助・共助・公助)…コロナ後の社会で必要となるのは…

先日、コロナ時代の働き方として、デュアルモード社会(田坂広志氏)のネタを記事にしました。

あまり深くは考えてなかったんですが、結構反響がありましたね…。

そこで、今回は、コロナ時代からもう一歩進めて、防災全般に対する働き方の話をしたいと思います。

デュアルモード社会とは?

まずは、先日の記事を簡単に振り返ってみます。

田坂氏によると、コロナ時代の社会においては、2つのモードがあるということです。

ひとつが、経済モード

そしてもうひとつが、自粛モードです。

それぞれをうまく切り替えていかないと対応できない時代になってきている…

というお話でした。

今までは、経済モードだけで十分でしたが、テレワーク (在宅勤務)オンラインXXなど、自粛モードへの変化に、いかに迅速・柔軟に対応するか。

そこが、生き延びるための分岐点だということです。

防災対策の3要素

ここからは私の見立てです。

新型コロナウイルスの脅威は、大波・小波はあれども、あと1、2年は続くでしょう。

経済が完全に復興するまでは、まだ4、5年くらいかかるかもしれません。(リーマンショックのときを思い出してみてください。)

しかし、その頃には、新型コロナウイルスの薬・ワクチンは開発され、通常のインフルエンザと同じような扱いとなっているでしょう。

人類の偉大な力が、疫病に勝つ歴史的なイベントを我々は経験することになるのです。

ただ、地震・台風・大雨など、自然災害の脅威は、日本には残り続けます。

そこで、でてくるのが、防災対策の3要素(自助・共助・公助)です。

順番に見ていきましょう。

自助

”自分(家族)の命は自分(家族)で守る”

ことを指しています。

防災対策の基本中の基本の考え方になります。

共助

”自分たち(地域・組織・コミュニティ)の命は自分たち(地域・組織・コミュニティ)で守る”

ことを指しています。

自分が助かったら、次に、困っている人を助けてあげる気持ちを持ち、普段から備えておくことが重要だという考え方です。

公助

”行政機関(傷病・警察・自衛隊)の支援を受ける”

ことを指しています。

ライフラインの復旧や災害救助活動、避難所の立ち上げなど、行政機関に頼るという考え方です。

コロナ後の世界における働き方

防災対策の3要素に、疫病はあまり想定されていませんでした。

新型コロナウイルスに当てはめてみると、見えない敵ということで、自助では限界があり、公助も対応が遅いということで、どうにもならない状況です。

働き方においても、自粛要請されている以上、ビジネスそのものが制限され、自助では何もできません。

公助においても、給付金や融資金などの対応が遅く、資金繰りに苦しみ、倒産や失業者が増えてきています。

そこで、重要となってくるのは、共助だと言われています。

具体的には、

・クラウドファンディングで、助けたいお店の資金をオンラインで集める
・オンラインサロン内で、雇用を作りだす
・SNSを活用して、お店の新しい取り組みなどの宣伝・共有・応援メッセージを送る

ことなどを指しています。

実際、上記のような活動で助かっている人も多数います。

社会の目まぐるしい変化に柔軟に対応する人は、意外に存在するものです。

こういった人たちが中心となって、上記のような助け合いを行うことは素晴らしいことだと思います。

”共助”というのは、美しい言葉ですよね…

と、ここで話が終わってもいいんですが、私はもう少し踏み込んでみたいと思います。

公助はセーフティネットですが、対応が遅く、あまり頼りにならないことが露呈しました。

公助の代表例ともいえる年金制度も同様です。

将来世代、潤沢な年金がもらえる保証はどこにもありません。

そこで、公助は頼れたら頼る…

くらいの考えで構えているのが無難ではないかと思っています。

しかし、”自助”は別です。

たしかに、”自助”に限界はあるでしょう。

ただ、限界という言葉で終わらせる前に、もう少し考えてみませんか、ということです。

・防災に関しては、ハザードマップ、避難所、自宅の安全性、備蓄などの確認
・コロナに関しては、手洗い、マスク、オンラインの活用、3密の回避
・働き方に関しては、単一・同一事業からの脱却(多角化によるリスクヘッジ)

特に、3番目の働き方に関しては、ひとつのビジネスをとことん続けるのではなく、オンライン化したり、テレワーク化したり、副業(通販・弁当などの販路開拓・派生事業など)をしたり、何らかの工夫をして、常に持続可能な状態にしておくということです。

私は、コロナ前から、ビジネス上の”自助”として、フロー型ビジネスストック型ビジネスの融合を提唱しています。

本業の労働(フロー型ビジネス)に加えて、不労所得にもなりうる仕組みビジネス(ストック型ビジネス)を少しずつ準備してリスクヘッジしていこうという考え方です。

単一の収益源だとそれが途絶えてしまうと非常に苦しくなります。

そこで、複数の収益源を事前に準備しておくことが重要になってきます。

究極の”自助”になります。

コロナ時代においては、自助・共助が効かず、公助とその遅ればかりが目立っています。

しかし、コロナを含め、今後の有事対策という意味で言えば、公助は最後の手段として捉え、可能な限り、自助・共助で乗り切りたいものです。

私自身、現在は”自助”で手一杯の状況です。

しかし、今後は、少しずつ”共助”の世界に軸足を移し、困っている人を助けたり、そのような仕組みを作ったり、社会貢献をしていきたいと考えています。

あなたも、自分および自分のまわりの”自助・共助”を見つめ直してみませんか。