まだ会社を辞めてはいけない!

会社員の方から、脱サラ・フリーランス化したいという相談が、最近、かなり増えてきました。

私は、現在、フリーランスのコンサルタントで、数年前に、脱サラして、たまたま成功しているように見られているので、相談が増えてきているのだと推察しています。

ただ、会社を辞めることを薦めるケースは勇気がいりますね。(ケースバイケースではありますが…。)

というのも、フリーランス・自由という響きは美しいですが、

”会社員としてやっておかなければならないこと”

を認識している人は非常に少ないためです。

今回は、そのあたりの話について、2点だけ、簡単にお伝えしておきたいと思います。

①会社員としての特権を活かすこと!

社畜生活に嫌気がさしている人は、かなり多いと思われます。

理由はさまざまです。

しかし、すぐに会社を辞める決断をする点については、私は疑問をもっています。

よく、市販の書籍では、起業家で成功している有名人が、

”早く起業しろ”

みたいな風潮になっているので、そう感じるのかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。

もし、あなたが脱サラを考えている場合、まず、自分の生活を見直ししてみましょう。

例えば、住宅ローンや不動産投資やクレジットカード。

この類のものは、「会社員」という安定した身分があってこそ、はじめて可能なものなのです。

参考:知らなかったでは済まされない…お金の話は知っていることが全てです!

会社を辞めて、転職したり、フリーランス になってから、マイホームを購入しようと思っても、ローンは組めないのです。

クレジットカードの発行や、銀行口座の開設も厳しいです。

会社員として当たり前にできたことが、フリーランスになるとできなくなることも多いです。

この点、身の回りをよく点検してから、退職に踏み切ることが非常に重要なのです。

②自身のスキルの棚卸!経営に必要なスキルとは?

会社の中で、どんどん出世に成功したあなた。

しかし、会社の外にでると、その肩書きや会社の看板は全く意味をなさなくなります。

勘違いしている人が多いので、改めて、書いておきます。

フリーランスになると、自身のスキル・経験のみが、あなたの商売道具となるのです。

成功するかどうかは、誰も分かりません。

優秀なITエンジニアに多いケースなんですが…

ITはすごく詳しくても、簿記社会保険について、全く無知な人がいます。

フリーランスになると、このあたりのことを、すべて自分でこなさなければなりません。

会社員時代とは必要となるスキルが全然異なるのです。

参考:会社組織に属するコンサルタントと独立系コンサルタントのスキルの違いとは?

これに加えて、小さな法人を起業しようとなると、法人関連の税務にも精通しておく必要があります。

保険や税金など、個人とは全く異なりますので…。

心当たりのある人は、起業するために必要となる知識を棚卸してみることを、まずおススメします。