個人賠償責任保険…その知られざるメリットとは?

昨日、危険な運転をしてる自転車(ながらスマホ)にはねられそうになりました。

自動車を運転している人にとっては当たり前のことですが、自転車を運転している人にも道路マナーはきちんと守ってもらいたいものです。

そこで、今回はファイナンシャル・プランナー的な話を少し。

先ほどの自転車事故のように、日常生活でのちょっとした不注意が、他人に大変な迷惑をかけるときがあります。

あまり知られていませんが、そんな時に使える技を紹介します。

その名も「個人賠償責任保険」

これは、知る人ぞ知る、大変、リーズナブルでおすすめの保険なのです。

個人賠償責任保険の概要

個人賠償責任保険は、

・お店でうっかり高価な食器や花瓶を割ってしまった
・自転車で走行中に歩行者とぶつかり怪我や後遺症を負わせてしまった

など日常生活において起こるリスクに対して損害を補償する保険になります。

分類としては損害保険になります。

このため、補償範囲は、実に広いのです。

補償の対象となる事故は、

・自転車で駅に向かう途中、誤って人にぶつかりケガをさせた。
・買い物中に高価な商品にぶつかり、落として壊してしまった。
・立食パーティでワインをこぼし、他人のドレスを汚した。
・子供がケンカをして、よその子にひどいケガをさせた。
・子供が自転車で走行中ふらつき、他人の車に傷をつけた。
・子供がキャッチボールをしていて、他人の家の窓ガラスを割った。
・飼い犬が散歩中に、他人に噛みついてケガをさせた。
・マンションで水漏れ事故を起こし、階下の住人に被害を与えた。
・ゴルフプレー中に、自分の打ったボールが他人にあたり怪我をさせた。

などになります。

もちろん、カバーできないこともあります。

・仕事中、商品を運搬中に壊してしまった。
・地震、噴火、津波を原因とする補償。

これらは、個人賠償責任保険ではどうにもなりません。

個人賠償責任保険のメリット

個人賠償責任保険のメリットとしては、なんといっても補償される人の範囲が広いことを挙げることができます。

補償範囲(被保険者)は

「生計を共にする同居の親族」

となっているのが一般的です。

このため、家族の中の誰かが加入していれば同居している家族、配偶者、子供全員が使えるということになります。

また、「生計を共にする別居の未婚の子」とあれば、仕送りをしている未婚のお子さんも補償の対象になるということです。

・本人
・配偶者
・同居の親族
・生計を一にする別居の未婚の子(仕送りを受けている学生など)

つまりその家の誰かが加入していれば、ほとんどのケースで家族全員をカバーすることができるということです。

補償される金額は、保険会社によって異なりますが、数千万円から1億円のものが多く存在します。

特に冒頭のような自転車事故の場合、歩行者に後遺障害をもたらせてしまって数千万円の賠償命令が下されることも珍しくありません。

こういう高額な損害補償をこの保険によってカバーできます。

そんなにいい保険なら、保険料は高いんじゃないの?

と思われる方も多いでしょう。

そこででてくるのが、個人賠償責任保険の2つ目のメリットなのです。

保険料が割安なのです。

保険金額が1億円の場合、保険料は毎月いくらだと思いますか?

もちろん保険会社によって多少の違いはありますが、なんと月々100円から200円程度です。

年間3000円もかからない保険料で、1億円、中には無制限の補償もカバーできるものも存在しています。

コストパフォーマンスは非常に高いのではないでしょうか。

個人賠償責任保険の加入方法

「早速入りたい!」

「どうやって加入したらいいの?」

と思ったあなた。

実はすでに加入しているかもしれません。

個人賠償責任保険は、自動車保険や火災保険の特約につけることができます。

ですので、今一度、加入されている火災保険、自動車保険の保険証券を手にとってみてください。

特約の欄に個人賠償責任保険が記載されていれば、加入済みです。

また火災保険も自動車保険も加入していないという方でも、クレジットカードに付帯されている可能性もあります。

一度、ご家族が所有されているクレジットカード会社に確認してみてはいかがでしょうか。

身近な日常の事故をカバーでき、ご家族が使えて、高額な賠償事故にも対応し、少額な保険料で加入できる…。

個人賠償責任保険は、一家にひとつは組み入れておきたい保険商品です。

私もクレジットカード附帯の毎月数百円の個人賠償責任保険に入っています。

家族全員をカバーしてくれているので安心感があり、何回かお世話にもなりました。

個人賠償責任保険は、ほとんどのファイナンシャル・プランナーが推薦している保険だと思います。

私もおススメですので、不安な方はご一考を。