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JR難波駅。

大阪第2の街を形成するひとつのターミナル駅です。

このJR難波駅は、南海なんば駅、御堂筋なんば駅、近鉄難波駅とは、かなりの距離があります。

乗り換え等で苦労されている人も多いのではないでしょうか。

御堂筋線の車内放送でも

「千日前線、近鉄線、南海線はお乗り換えください。」

としか案内されず、JRへの乗り換えの指示や地図はありません。

このなんとなく寂しげなJR難波駅ですが、昔は、別の名前の駅として100年以上、存在していたのをご存知でしょうか。

湊町駅の歴史

その駅の名前は「湊町駅」といいます。

JR難波駅の前身である「湊町駅」は難波エリアに初めてできた鉄道です。

1889年から1994年まで100年以上にわたって活躍してきました。

駅の開業時点では、大阪市南区湊町に位置していたため、「湊町」という駅名になったようです。

場所はミナミの繁華街の西の端にあり、あとから出来た駅は、ほとんど、駅名に「難波」をつけました。

そのため、「湊町駅」には「難波にはない駅」もしくは「難波から遠いところにある駅」と誤解を受けていました。

そして、1994年の関西国際空港開港を機に、関西空港へのアクセスの起点駅として機能するため、伝統ある駅名であった「湊町駅」を「JR難波駅」に改名したのです。

地上駅から地下駅への見事な変貌でした。

湊町駅の思い出

私は湊町駅が好きでした。

都会の中にありながら、なんとなく人が少ないような雰囲気が、とても気持ちを落ち着かせてくれたのです。

今のJR難波駅は地下にありますが、湊町駅は地上にありました。

街中ではありましたが、今のように商業施設も多くはなかったと思います。

駅自体は、終点だったので、線路がとても多く、さまざまな電車が行き来していた記憶があります。

高校生の頃、湊町駅の近くでは、大規模な地下工事が行われていました。

あの工事は地下鉄およびJR難波駅を作っていたんだなぁ、と今となっては懐かしく思います。

私は「JR難波駅」よりも「湊町駅」の名前のほうがなんとなくしっくりきます。

アンケートをとったわけでもなんでもありませんが、

「改称しなかったほうがいい駅名ランキング」

なるものがあれば、湊町駅は結構上位にランキングされるのではないかと思っています。

昔から知っている駅だけに、今後、JR難波駅(旧湊町駅)のますますの発展を祈っています。

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